人間関係

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  • あらためまして!よりよく生きるための終活講座をご紹介 あらためまして!よりよく生きるための終活講座をご紹介

      いつもご覧いただきありがとうございます!

              

    今シーズンは初日までにお申し込みが最少催行人数に至らず、開催を延期しておりましたが、再度日程調整をしまして募集開始いたします。

    わたくしヒラリーと、死後事務手続きアドバイザーの尾上今日子(ガッキー)がお伝えするよりよく生きるための終活講座 season5でございます。

    実は、泣く泣く延期を決めた後に、何人かの方から、

    なぜ40代から終活を始めるのか?(まだ早い・忙しい)

    受講することでどんなメリットがあるのか?(読んだけどわからない)

    どうして開催が毎月1回2時間を10か月なのか?(長い・参加できない時がありそうで損したくない)
    エンディングノートが書きたい
    などというご意見・ご質問をいただきました。


    正直「え…?」という思いでした。

    めっちゃ一生懸命、でも簡潔に丁寧に理由を説明してたつもりやったけど、全然伝わっとらんかったんじゃね…。
    ひとり猛省しまして、ガッキーにもごめんなさいしまして、大量に加筆修正しました。

    これでわからんと言われたら泣くかもしれませんが、念のためにまた2025/02/06(木) 20:30-21:00無料説明会を準備しております。
    終活に興味を持ってくださってる方は、講座受講の意思は問いませんので、お気軽に説明会にご参加のうえ何なりとご質問ください。
    お客さまはどこがどうわからないのか?を主催者はわからないものなんです。
    素朴な疑問というのが一番ありがたいので、ぜひお声をお聞かせくださいませ。


    で、ここから講座の宣伝です。

    よりよく生きるための終活講座のおすすめポイント

    ライフオーガナイザーとして、私たちが40代からの終活をおすすめするポイントがいくつかあります。

    ただ「人生の終わりを意識する」「死ぬ準備をする」ということだけではなく、「これからの人生をよりよく生きるための準備」として早いうちから考えはじめてほしいと思っています。


    • これからの人生を主体的にデザインできる
       40代は仕事や家庭の役割がひと段落し始めて、「自分の時間」を意識し始める時期。
       早めに終活を考えることで、「どんな暮らしをしたいか」「何を大切にしたいか」を見直すきっかけになります。
       ライフオーガナイズの思考の整理ととても相性がよいのです。
    • 物・情報・思考をシンプルに整理できる
       50代、60代になってから焦って片づけようとしても、心身の負担が大きくなることが多いです。
       40代ならまだ体力も気力もあるので、無理なく少しずつ整理が進められます。
       特に、デジタル遺品や財産管理、エンディングノートに書く項目のリスト化など、情報の整理は早めにやるとスムーズです。
    • 家族への負担を減らせる
       「もしもの時」に家族が困らないように準備できるのも大きなメリット。
       親の介護や相続の問題が出てくる頃なので、まず自分自身の終活を考えることから、家族との話し合いのきっかけを作れます。
    • 人生の優先順位がクリアになる
       終活というのは「死を意識する」ことではなくて、「どう生きたいか」を考えることでもあります。
       ライフオーガナイズ的に言うと、思考の整理を通じて、自分の価値観を見直すプロセスそのものが終活につながると考えています。
       これからの人生で何を大切にしたいかを明確にすることで、ムダなストレスや迷いが減って、やりたいことがどんどんできるようになります!
    • これからの住まいや暮らしの準備ができる
       「老後の住まいはどうする?」「どんな環境で暮らしたい?」ということも、40代から考えておくと選択肢が広がります。
       ライフオーガナイズの知識と経験を活かして、生活動線や物の持ち方を見直すアドバイスができるので、今後の暮らしやすさが変わります!

    つまり、40代から終活を始めることで「今をより良く生きるための準備」ができる!ということです。


    まとめ

    よりよく生きるための終活講座の強みは

    1. 10か月かけてじっくり学べる(継続的なサポート)
    2. 受講生サークル内での交流や質問が可能(コミュニティの価値)
    3. 実際に「終活4グリッドシート」と「記録・整理ノート」を作成できる(実践的)
    という点です!


    思い入れが伝わったでしょうか…。
    ご意見やご感想をいただけると励みになります。

    では、またー。
     
    ライフオーガナイズの基本理念
    『ニーチェの言葉から』

     This is my way.
    これは私のやり方です。
     What is your way?  あなたはどんな風にしますか?
     The way does not exist.  唯一の方法(正解)なんてないんですよ。

     

    ラジオ、聴いてくださいね!

    過去放送分も配信しています。

  • 「どんな死に方ならいいか」考えたことありますか? 「どんな死に方ならいいか」考えたことありますか?

      いつもご覧いただきありがとうございます!

              

    今日は宣伝というか自画自賛になるかもしれませんが、講座を紹介させてください。

    よりよく生きるための終活講座 season5 尾上今日子と共同開催の 人気オンライン連続講座(全10回)終活シリーズ講座 第5期が2025年1月より 開催決定!今からでも早すぎないし遅くもない!誰にでも訪れる死について考えることから始めて、よりよい今を生きるためにできることを考えていく...
     

    お申し込みが19日(日)までと、締め切り直前ではありますが(汗)、
    昨日お誘いしましたパッククッキングの会と共に、これも私がひとり親ゆえにめちゃめちゃ将来を気にして始めた講座なので、ぜひ一緒に学びませんか?という講座です!!


    上記リンク先でもお伝えしていますが、終活って生き方を考えることだと思うんです。


    人生の終わりに、「あー、やりたいことやり尽くしたな」「生まれてきてよかったな」と思える一生にするには、死ぬ間際だけ何とかしたらいいわけじゃないですよね。


    しかしながら、

    今から死ぬまでの期間がどのくらいあるかは、誰にもわからないものです。

    そろそろ老衰で死ぬだろうな、とわかるくらいまできたら、残り時間は分かりそうですが、そうでなければ、毎日の生活のどこかで、不意にその終わりがやってくるわけで。

    あなたがもし明日死ぬとしたら?
    今日やっておくことってなんでしょうか?

    家族に財産を教えますか?
    暴飲暴食しますか?
    静かに待ちますか?

    手紙を書く人もいるかもしれませんし、誰かに会いに行くかもしれません。
    明日死ぬって、わかってたらできることがあります。


    でもね、残念なことに、人っていつ死ぬかわからないんですよ。

    そしたら、今日がそのラストデイかも知れないじゃないですか。
    明日事故や事件で亡くなるかもしれない。

    ほな、今の時間の過ごし方で、最後の時を穏やかに迎えられますか?

    「あれがやれんかった」「これもまだしてない」っていう後悔の嵐になりませんか?

    子どもが成人・結婚するタイミングで渡す手紙の準備ができてないとか、
    誰にも絶対に見られたくないものを隠せてない・処分できてないってことも起こりえます。

    30代、40代はもちろん、50代・60代でも、まだまだ遺言なんか用意してないで、という方がほとんどでしょう。


    若いほど、後悔が残りやすいですし準備不足になります。
    が、一方では整理するものが少ないですし、早くから、より健康で満足度の高い老後を過ごすための対策ができます。

    健康維持と資金準備は、急にできるものじゃないですからね。

    日頃からのバランスがとれた思考や穏やかな言動も、老後の良好な人間関係に大いに関係します。

    人との関わりなしに、幸せでいることは難しいからです。

    歳をとればとるほど、人格を変化させるのがすごく難しくなるし、「まずい」と気づいた時にはもう誰も周りにいない、なんていうこともよく聞くじゃないですか。
    熟年離婚はまさにそれですよね。


    だから。

    終活なんてまだまだ早い!と思う40代50代ですが、
    やりたくてまだやれてないことや、健康対策や、老後資金準備などは、100年人生時代の折り返し前に攻略していかねばなりません。
    つまり50歳くらいからは、人生完走レースの残り周回を見据えた戦略に切り替えて生活する必要がある、ということです。
    チェッカーフラッグはあと何周で振られるかわかりません。

    タイヤ交換・給油(健康を損なうとか資金不足になるとか)のタイミングによって大きく順位を落とす(暮らしの満足度が下がる)ことになります。
    伝わるかなー(笑)。

    とにかく、情報だけでも早く取り入れて、できるだけ死ぬまでの時間を健康的に楽しく過ごせるようにしておきましょうよ、ということが言いたかったんです。
    日々の暮らしが常に終活。

    中年以降、生活習慣による慢性疾患に罹る人が増えますし、高齢になれば認知症を発症する人も増えます。
    でも今からなら、ピンピンコロリを実現できるかもしれないんです。
    一緒に知って、対策していきましょう!


    思い入れが伝わったでしょうか…。

    では、またー。
     
    ライフオーガナイズの基本理念
    『ニーチェの言葉から』

     This is my way.
    これは私のやり方です。
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  • いつも忙しいあなたへ ~気持ちの余裕~ いつも忙しいあなたへ ~気持ちの余裕~

      いつもご覧いただきありがとうございます!


    仕事、家事・子育て、妻・嫁とたくさんの役割を持つ私たち。
    なんとなくいつも気ぜわしい、そんなことはありませんか?


    精神的な余裕をもちたい

    • いつも何かに追われている気がする
    • 片づけたと思ったらあっという間に散らかる
    • 毎日毎日、やってもやっても終わりがない
    • 私だけがいつも忙しい
    • 自分以外の都合や予定でイレギュラーになった時に立て直せない

    そんな風に感じている女性は多いです。

    あなたはいかがですか?

    いつもタスクに追われているように感じて辛いなら、時間と同じように、気持ちの記録もとってみましょう。
    時間について以前の記事はこちら↓
    いつも忙しいあなたへ ~時間管理~ いつもご覧いただきありがとうございます! 今日はどうしていつも時間がないのか?謎に時間が溶けてなくなってしまう方へ。今日は何をして過ごしたか?一日忙しく過ごすと、あっという間に時間が過ぎてしまいます。一日の終わりに、「今日っ...
     
    いつも忙しいあなたへ ~時間管理Ⅱ~ いつもご覧いただきありがとうございます! 時間の管理って、ほんとに難しいですよね。「気付けばもうこんな時間‼」なんていうこと、私もよくあります。以前の記事で【記録をとる】ということをおすすめしました。 ...
     

    気持ちの記録をとる

    いつ何をしていた、という記録と共に、
    気分よくこなせたのか?
    イライラしながらやったのか?
    などの、【感情や気分を表す言葉】を一緒に書き加えてみてください。
    とにかくより多くのデータ収集をしてください。
    そうすることによって、後から振り返ることができます。
    • こういう時にはこういう気持ちになりやすい
    • この言葉に過剰に反応してしまった
    • 思い通りにならないことが、感じている以上に苦しい
    • 予定外の出来事に反応するのが苦手だ
    などなど。
    頭の中で考えているだけ、感じているだけではなかなか見えづらい、具体的な事象を拾っていくことで、よりたくさんのデータが集まります。
    そうして集めたデータを基に、分析と対策をしていくんですね。
    行動や状況と感情を突き合わせて、よくよく見ていくと、つい自分がしてしまう反応のパターンを見つけることができます。

    分析と対策をしてみる

    冒頭に挙げましたお悩み例
    • いつも何かに追われている気がする
    • 片づけたと思ったらあっという間に散らかる
    • 毎日毎日、やってもやっても終わりがない
    • 私だけがいつも忙しい
    • 自分以外の都合や予定でイレギュラーになった時に立て直せない
    こちらも、記録をとってみることで、傾向と対策が見えてきます。

    『なぜ自分に余裕がないのか?』
    手帳を基に振り返ると、もしかしたら
    • あれこれタスクを詰め込みすぎている
    • 完璧を求めすぎている
    • 「私なんかでもこのくらいはできるんだから、他人も自分と同じようにできるはず」と勝手に期待している
    • PMSの時期にブチ切れている
    • 疲れが溜まると我慢のレベルが下がる
    • 私ばっかりがんばっているけど、誰も感謝してくれなくて寂しい・傷ついた時に怒っている
    なんていうことが見えてきますよ。

    自分以外の都合や予定でイレギュラーになった時に立て直せないという人は、「もしかしたらこうなるかもしれない」という予測のパターンを多めに考えておくのも一手です。


    また、不意の頼まれ事があった時も、こちらができることの範囲をはっきりと考えておけば、流されてやりたくないのに引き受けてどん詰まる、なんていうことを避けられます。

    あと、無理なものは無理と言ってよいですよ。

    誰にでも好かれようなんて思ったら、しんどいだけです。
    断る権利は誰にでもありますし、それを尊重しないような人とは仲良くしなくていいです。

    書いたら分かる

    いつもすべてを暗算してしまっていっぱいいっぱいになりがちな、頭の中も忙しいあなただからこそ、
    「書いてみればなんてことない」と思えたり、
    「いつもこれだけこなしている自分、えらい!」と感じられたり、
    「いくらなんでも詰め込み過ぎだわね」なんて笑えたりするかもしれません。

    ひとり5役6役は当たり前な女性だからこそ、自分に甘めに行きましょう。
    私がいつもラジオで言っていますように、「毎日を60点くらいで、自分らしくまぁまぁええ感じに過ごす」ことができたらいいんです。
    赤点じゃなかったらいいじゃないですか。
    生活に支障があっては困りますが、必要以上に厳格でなくてもいいと思っています。
    100%を目指すんじゃなく、60%~80%でよしとする
    これが、ほどほどにいい感じで、安定して暮らしていくためのコツです。
    完璧は目指したらダメですよ。
    モデルルームは生き辛いんです。
    「私がちょうどいい」という、自分らしい快適を見つけるのがライフオーガナイズです。

    気持ちの記録をとる

    ぜひやってみてください。

    ひとりでは出来そうにない、という方は、私もサポートいたしますので、お気軽に ご相談 お申し込みフォームから30分無料相談をご活用くださいね。


    私の情報があなたのヒントになりましたら幸いです。

     では、またー。
     
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    『ニーチェの言葉から』

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    よりよく生きるための終活講座 season3は2023年4月19日より開講。お申込みはお早めに!

  • パートナーシップのカタチ~もし次があるとするならば パートナーシップのカタチ~もし次があるとするならば

      いつもご覧いただきありがとうございます!


    最近、離婚経験について、質問を受けることが増えてきました。
    あれこれ努力してみたけど「もう無理かな…」と感じる方が多いんでしょうか?
    いざ話し合い、の前に、
    • どんなことを考えるか?
    • どんな準備が必要か?
    など、具体的に聴きたい!という方は、30分無料相談でお尋ねください。

    さて今日は、そんな離婚経験から学びました、まるで一般的ではない私の結婚観について。

    もう結婚はしない!?

    2022年1月から開催を始めました「よりよく生きるための終活講座」。

    現在は、好評をいただきまして、2023年4月19日(水)20時から開催しますSeason3の受講生を募集中です。

    相方の尾上今日子さんと、毎月打ち合わせを重ねて、もっと良くしよう!と必死で開催しているわけですが、打ち合わせ中、ひょんなことから

    「もし私が次に誰かと結婚するとしたらこうすると決めている」という話になりまして、「その話究極のライフオーガナイズやし、ぜひブログに!」とのご要望を受けましたので書いてみます。


    もし「コレ!」という人に出会ったら?

    簡単に言いますと、

    もし誰かが私に交際を申し込んできたら?

    1. 法律上の結婚はしません。
    2. 養子縁組です。
    3. 別居婚です。
    4. 貞操義務はありません。
    5. 扶養義務もありません。
    6. 同居義務もありません。

    しかし家族にはなれます。病院で本人に代わり病状説明を聴くことができ、本人に代わり治療の意思決定ができます。

    相続でも揉めにくいです。

    よく検討してみて、この条件すべてを受け入れるのであれば、パートナー候補としてよろしくお願いします。

    ということを伝えます。

    婚姻には、実は上の4・5・6の貞操・扶養・同居義務っていうのが伴っているんです。
    あんまり知っている人はいないんですけど、そうなんですって。
    だったら日本企業の単身赴任制度って法令違反じゃね?ってなりますよねー。知らんけど。

    結婚に上記の点を求める方、契約内容として相互に保証を求めるのであれば、婚姻届を出されたらいいかと思います。
    私は「それ、要らない」派なので婚姻は拒否したいです。

    私にとっては婚姻はメリットよりもデメリットになると思っています。

    私は、現行の制度の中からであれば、養子縁組だったら、法律的な権利を得ながら、パートナーシップを維持できるように思っています。

    同性のカップルでは、よくあることみたいですが、異性間ではあまりない事例かと思います。


    なぜ養子縁組?

    改姓手続きをしたくない

    ご存じのとおり私は離婚経験者ということで、婚姻届を提出して成立する『一般的な結婚』で生じる、いろいろとめんどくさい後処理も経験したのでございます。

    何がいらんかったというと、圧倒的に【名前にまつわる諸手続き】ですね、これがもうクソめんどくさい。

    結婚するときは「好きな人の名字に!」とかウキウキなんで、めんどくさいけど手間に感じることは少ないと思います。


    でも離婚のときはそりゃもう「あの時の自分を殴り倒したい」心境でいますからね、名前なんてその最たるものですよ。

    全ての登録・契約の名前を戻すことのむなしさ・やるせなさといったら、究極の徒労です。

    結婚時と違って子どももおりますし、そちらも改姓しておかないと、単純に親子関係が分かりづらくなるということと、ひとつ前の姓にしか戻せない決まりですので、後々ややこしくなってもな、ということで裁判所に行って改姓手続きもしました。

    こういうの、もう二度としたくありません。


    夫婦別姓が一般的になれば、婚姻届を出してもいい人がちょっと増えるかもしれませんね。


    別居生活じゃないとイヤ

    そして、子どもとの暮らしでもう生活が安定しているので、いくら好きでも別居一択です。

    そもそも子どもの食事を準備するのも週1回(息子たちがそれぞれ週3回ずつ作るようになってきた)なのに、子ども以外の人の食事を気にかけて「おかずが少ないかな?」とか「今日はごはん要るんかな?」とか悩んだり、

    「なんか言われたらイヤやし」と掃除に気を遣ったり、

    何をするにも相手と予定を調整したりはしたくありません。

    洗濯物が増えるのもいやです。

    引っ越しもしたくありません。

    ここら辺のことは、前の結婚生活でイヤだったことばかりですね。

    二度とイヤです。
    • 何時に帰って来るかな?
    • 自分のことどう思ってるんやろ?
    • 浮気してないかな?

    とか悶々とするのもいやですね。

    お互い好きな時に好きな人に会って好きなことしてたらええやんと思います。

     

    3経済的な自立

    経済的なことも、別にこれまでと変わらずやっていこうと思っているので、養ってもらうつもりはありません。

    たまにご飯おごってくれるとか、旅行の資金を多めに出してくれるとか、そんなくらいでOKです。

    めっちゃ稼いでるわけじゃないけど、前ほど困ってるわけではないし、なんかしてもらおうっていう考えはないです。


    純粋に人としての魅力があって、生活が無関係の、オスとメスを超えたつながり、があったらええなーと思ってます。

    そういうことで言うと、パートナーとして選びたいのは別に男性に限ったことでもない、と言えなくもない(笑)ですね。


    まとめますと、

    私のパートナーというかソウルメイトの条件は、簡潔には「めちゃめちゃ自立してる人」ってことになります。

    外交的で友人が多く、好奇心と知識欲があって、なんでもおもしろがれる人、ですね。

    私が先立っても孤独死はしない、そういう人じゃないとダメです。


    男性の孤独死は、妻が亡くなってしまい生活力がなく、趣味もなくて友人もおらず結果外出しない、そういう人に多いようです。
    心配すぎて先に死ねないですよね。だから私には対象外。
    男性にも生活力が必要です。
    男の子にこそぜひ、家事を仕込みましょう。


    余談ですが、

    友人は、離婚後も同居して子どもたちの世話のみするという提案をしていました。

    夫側が家を出てほしいと言ったので、引き続きの同居は叶いませんでしたが、今も毎日通って家事をし、子どもたちと関わり続けるという生活をしていますよ。

    結婚にも離婚にも、いろんな選択肢があるということ。
    世間の常識や思い込みから解放されて、すべてフラットに考えてみるのはおもしろいものですよ。
    どんな死に方だったらいいかな?
    そこに向けて、誰をパートナーに、どんな生き方をしようかな?
    と考える時間になったらいいなと思います。


    何でも相談に乗ります。
    お気軽に ご相談 お申し込みフォームから30分無料相談をご活用くださいね。


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  • あれっ?と思ったら~カサンドラ症候群 あれっ?と思ったら~カサンドラ症候群

      いつもご覧いただきありがとうございます!


    私は結婚後、カサンドラ状態になりました。


    カサンドラ症候群

    カサンドラ症候群とは?
    夫や妻、子ども、友人など、身近な人に自閉スペクトラム症(ASD)があることで、コミュニケーションの難しさなどによる心的ストレスから不安障害や抑うつ状態、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などの心身症状が起きている状態を指す言葉です。
    少なくともいずれかの家族に、自閉スペクトラム症(ASD)特性などによる、共感性や情緒的表現の障害がある
    • 家族との関係において情緒的交流の乏しさを起因とした激しい対立関係、精神または身体の虐待、人間関係の満足感の低下がある
    • 精神的もしくは身体的な不調、症状(自己評価の低下、抑うつ状態、罪悪感、不安障害、不眠症、PTSD、体重の増減など)がある
    • さらに「その事実を他の人に伝えても理解をしてもらえない、信じてもらえないこと」も加わります。

    自閉スペクトラム症(ASD)には「社会性と対人関係・コミュニケーションの困難」「行動や興味の偏り」の特徴があるといわれています。

     

    カサンドラ症候群正式な疾患名ではありません。カサンドラ症候群以外にも、「カサンドラ情動剥奪障害」「カサンドラ状態」などと表現されることもあります。


    私の場合は元夫きっかけ

    元夫がずっと「なんか変だ」と感じていて、(当時は全然知らなかったけど)あの時を振り返れば、自閉スペクトラム症(ASD)の特徴に多くあてはまる部分があって、それはそれは苦しみました。


    結婚前は、「世界的大企業に勤め、きちんとして頼りになりそうに見えた男性」だった元夫は、共に生活を始めると、いろいろとこだわりが強く、ルーティンは決して崩さない、目に見えることには一定の理解を示すが、見えないもの(感情など)は無視、そもそも人に関心がなく、自身の母親を「バカ」呼ばわりする一方で「(自身の)親に黙って従え」と言ってきたり、さっぱり訳が分からない状況で、私にはとても彼からの愛情が感じられない状態で、それに非常なケチでした。

    興味関心、趣味はひとつ、モータスポーツそれも4輪だけ。

    以前草彅剛が、歴代ツールドフランスの勝者を全部記憶してるって役をドラマをやってましたが、あんな感じで、好きなことの過去記録はとんでもない勢いで出てくる人でした。

    最初に会った時に延々と歴代F1ドライバーについて語っていた様子が忘れられません。

    私もレース好きやけど、その話しかしないってどうなん?って。


    読書しないし向学心もない。

    ベストセラー本の話もできないっていうのは、かなり辛かったですね。

    主に部下の教育についてなど、人間関係への愚痴をよく漏らすので、対処法を私が提案しようものなら三白眼で激怒する、という。
    私も部下をもって働いてたので、人材育成にはコーチングとかマネジメントくらい勉強するもんだと思ってたんですよね。
    なのに、部下の側に責任感が足りないとか向上心がないだとか、工夫が足りないだとか人を責めてばかり。
    自分では何も学ぼうとしないので、週末の講座を勧めてみたら、「なんで休日に仕事の勉強を入れる必要がある!!」とブチ切れられました。
    しかも、「仕事のことがお前に分かるわけがない!」と言われましてね…。

    自分がおかしいのかもしれない、という不安

    他にもまだまだエピソードには事欠きませんが、今でこそネタとして笑えてはいるものの、あまりにも違和感を感じることが多すぎて、当時は、
    「このあたりだけまだ明治時代みたいな独特の風土なのかも知れない」
    「おかしいのは本当に私なのかも知れない」と不安になってました。


    こんなこと聞ける付近の知り合いもいなかったし、以前の関わりの中での知人に夫の状態を話したら話したで、

    「優しそうないい人やん」

    「子どもの世話はやるんでしょ?」

    「呑む打つ買うじゃないんやし」

    「稼いでくるだけマシじゃない」

    「子どものためには目をつぶってあげれば」などと言われ、理解してくれる人は誰一人おらず。

    なんで私だけそんな底辺の関係性で満足せねばならぬのか?パートナーに心の交流を求めてはいけないのか?

    わがままとか贅沢な悩みだと言われてしまって、「えっ?そうなの?やっぱり私が悪いの?」


    どうとらえたらいいのか判断する材料がなくて、ただただ、夫と義両親を刺激しないように日々我慢してました。

    しかしもうどうにも自分は発狂しそうだったので、ある日勇気を出して子育てサロンに行き、様子を伺いながら恐る恐る話してみたら、義実家ごとおかしかったとわかり、離婚を決意したんです。

    それからもまた大ネタがあるんですけどね(笑)。


    カサンドラかもしれない人は意外と多い

    元夫のような人は、実は意外とたくさんいるものです。実際、バイト先にも「多分そうなんだろう」という人がいますしね。

    だから、カサンドラになりかけている・なっている人も、結構いるんじゃないかなと思います。


    彼ら(ASDは男性に多い)は、幼少期に適切に指導を受けていれば、特性と上手に付き合い、社会でそれなりにやっていけるようですが、元夫の親も同様の傾向であるため、幼少期の特徴的なエピソードを聞けばすぐピンと来るはず、でも見過ごされました。そのせいで私は、、、ひどい目に遭いましたよ、ほんとに。

    親に知識さえあれば、もう少し本人が生きやすくなるようなサポートができたはずなのに、と思うと、義両親に「ボーっと生きてんじゃねーよ!!」と言いたいです。


    一方、『単なる脳の機能障害なのに、彼を見捨ててしまった私はひどい人間だ、なんとか治療するように言ってあげることもできたんじゃないか?』という気持ちがしばらくありました。

    でも、どういうわけか人一倍プライドの高い人だったので、そんなこと言ったらガチDVになってたかもしれない、とも思います。

    話し合うこと、意見の擦り合わせができない相手であったので、それももうしょうがないことです。

    なんしか大事な話ほどいつも私を全否定な、3対1(必ず向こうの親の意見を押し付けられる)だったもので、辛かったですよー。


    もしかして?と苦しんでいる人に

    私は、離れてからは、「私が変なのかな?もっと我慢すればよかったのかな?」などと思い詰めることはなくなりました。


    「助けて!」って言えたこと、「あなたは変じゃない」って言ってもらったこと、そこからいろんな人に助けてもらったから抜け出せました。

    配偶者暴力相談センターに行ったし、そこでモラハラDVっていう証明書を発行してもらったので、スムースに健康保険を切り替えて、転出作業を進められました。

    ほんとに大変だったけど、私は今、私として、誰の機嫌を伺うことなく暮らせており、自由を楽しんでいます。あの時逃げてよかったです。


    私の場合は、彼の周囲の人も一緒に敵対してきたので、彼との関係を断つことでしか自分を取り戻すことができませんでしたが、そこまでせずとも、ほどほどに良好な関係を保つ方法はあるようです。

    物理的に距離を置く、別居がいちばんよいようですけれどもね。


    カサンドラだからと言って、あなたが不幸でなければ別にいいと思います。

    依存しあう関係も、お互いがよければそれは幸せなんじゃないでしょうか。

    しかしどちらかが苦痛を感じているとしたら、解放されるべきだと思います。

    今、もし彼に「あの時はこんなだったから離れたんだよ」って言っても、きっとまだ理解できないと思います。

    自分はいつも必ず正しいと根拠なく信じてるから。


    というわけで、「あれ?これってなんか変だよね?」とあれもこれもが引っ掛かるなら、一度調べてみてください。

    そして、あきらめないでください。
    抜け出す方法は必ずあります!


    私の経験でよければお話しします。お気軽に ご相談 お申し込みフォームから30分無料相談をご活用くださいね。


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     では、またー。
     
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  • 終活~葬儀 互助会って正直どうなの? 終活~葬儀 互助会って正直どうなの?

    いつもご覧いただきありがとうございます。


    今日は祖父母世代では加入率の高かった互助会について。

    互助会ってどんなもの?

    私のイメージでは、高齢者が主に葬儀に備えて加入している印象が強いです。

    当初は主に子どもの結婚式での出費に備えた仕組みだったようですが、時代と共に葬儀での活用へと変化していったようです。

    全国各地にある互助会は、ほぼこちらの全国組織に加入している様子です。一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会

    正しくは『冠婚葬祭互助会』というそうですが、仕組みとしてはみなさんもご存じのとおり、加入者が毎月1,000~5,000円程度の掛金を前払金として払い込むことにより、冠婚葬祭の儀式に対するサービスが受けられるというシステムです。

    互助会は、会員から預かったお金で結婚式やお葬式に必要な設備や備品を揃えるなど、冠婚葬祭のためのサービスのために効率よく資金を運用することで成り立っています。

    保険と異なる点としては、現金ではなく、サービスで還元されるところです。

    いざという場合の負担を大幅に軽減することを目的に、現在も多くの方が互助会に加入しているようです。


    加入のメリット

    1. 積み立てた金額を冠婚葬祭の費用に充てることができる
      冠婚葬祭、いずれの場合にも、儀式には高額の費用がかかります。この費用を前もって積み立てておき、必要な状況に応じて、必要なサービスを受けられます。
    2. 会員割引がある
      利用しようとするサービスの価格自体にも、会員特典としての割引が適用され、さらに安価でより良質なサービスを受けることができます。その結果、追加で必要な費用が少額になり、冠婚葬祭に必要な費用が抑えられることが挙げられます。
    3. 互助会の積み立ては、積み立て中であっても、満額の差額金を支払うことで満期と同様のサービスを受けることができる
      また、完納後には加入者が死亡するまでその権利は継続されます。
    4. 互助会は加入者本人だけでなく、同居の家族の利用も可能
      また、名義の変更により、互助会の権利を第3者に譲り渡すこともできます。

    加入のデメリット

    1. 積立金のみでは葬儀費用の全てがまかなえない
      葬儀の費用は平均200万円くらいですので、逆算して月額を決める必要があります。
    2. 他の葬儀会社には依頼できない
      遺族が互助会加入を知らずに、別の葬儀社に依頼してしまった場合、積立金は返還されません。
    3. 積立金は自由に使えない
      積立金は儀式のためにのみ、サービスで還元されるものなので、他の用途には使えません。

    互助会費の相場

    互助会の毎月の積立金は1,000~5,000円程度で、満額の一括前払いも可能です。

    互助会で最も一般的なのが、総額が24万円位のプラン(月々2,000円で3年間、月々3,000円で2年間)。その他にも、毎月1,000~5,000円を約60~120回支払い、約20~50万円を積み立てる様々なプランがあります。月々の積み立てではなく、一括払いにすることで割引を受けられることもあります。
    ただし、一般的な葬儀の費用は平均200万円くらいです。

    考えること

    互助会に入るとして、いくらくらいを積み立てで準備するのか?
    どこと契約するのか?
    もしくは別に自分で積み立てた方がいいのか?
    生命保険から支出してもらうように頼んでおくのか?

    お金の段取りを考える前に、
    • どんな葬儀をする予定なのか?
    • いくらくらいかかりそうなのか?
    ということをまず考えないといけませんね。

    終活~葬儀 どんな式にするのか? みなさんは、どんな葬儀にしたいか?妄想してみたことはありますか?どうしたい?自分の葬儀決めること山積みどこでやる?誰を呼ぶ?宗派は?喪主は?予算は?祭壇は?戒名は要る?食事は?会葬御礼は?遺骨・遺灰どうする?などなど。何歳で亡くなるか?また...
     

    やっぱり葬儀社で見積もりを取っておいて、その分だけ残す段取りができたらいいんじゃないかと思います。
    終活~葬儀 見積もりって取るの? いつもご覧いただきありがとうございます。今日は終活ネタ。見積もりって取るもの…だよね?大枠の予算は決まっているが、細かい仕様についてこうしたら?こっちのプランにしたら?この色にはいくら?などなど、自動車を買う時はディーラーに行って見積もりを...
     

    人が死ぬとき、その死に方やタイミングは選べません。
    事故なのか病気なのか、ゆっくり死ぬのかあっという間に死ぬのか。

    どんな葬儀をするのか?
    予算はいくらにするのか?
    考えたことを家族と共有しておくことが大切です。

    私の情報があなたのヒントになりましたら幸いです。

     では、またー。
     
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  • 終活~相続 準備その4 遺産相続協議書って何ぞや? 終活~相続 準備その4 遺産相続協議書って何ぞや?

    いつもご覧いただきありがとうございます。


    今日も引き続き終活の話題。

    遺産相続協議書作成の大変さ

    遺産相続協議書の作成って、遺言書と同じく、お金持ちに必要なものと思ってませんか?


    これがそうじゃないんですよ。


    相続権のある人が揃って全員で「誰が」「どの財産を」「どのくらい」もらうのかを話し合い「これで納得しました」という内容を書面に記すのが遺産相続協議書。


    「特にこれといった財産はないわよ」という方、お気を付けください。
    遺言書がなかった場合、法定相続人で分割する遺産ですが、どうやって分けるかは、話し合いのもとに決めることになる、ということです。
    基本的な分割ルールはあるものの、現金以外の、きっかり分けられないものがある場合は、どうやって分けるか?で、まぁまぁ揉めます。

    直接相続権のない親族が、分配に口をはさんで大惨事、ということもあったり。

    こちら↓でも述べましたが、遺産が5,000万円以下のご家庭で、相続争いが頻発しているというデータがあります。
    終活~相続 準備その3 私も遺言書必要なの? いつもご覧いただきありがとうございます。今日は終活の話題。遺言書作成の目的遺言書の作成って、お金持ちがやることと思ってませんか?あれは誰に、それは誰に、って、資産価値のあるものを家族や親族に遺すための指示書、という認識じゃないかと思います。...
     

    ですから、遺言がない場合に、遺産分割協議書を取りまとめるのは、かなりの労力と思っていた方がいいでしょう。

    しかし、遺産分割協議書が不要な場合もあります。

    遺産分割協議書が不要な4つのケース

    1.相続人が1人だけの場合

    遺産を取得する権利がある人が一人しかいない場合は、誰とも相談する必要がないので不要です。

    また、「全財産を○○に相続させる」というような遺言によって、遺産を取得する権利がある人が一人になった場合と、
    相続放棄、相続人の廃除、相続欠格によって、相続人が一人しかいなくなった場合も同様です。

    • 相続放棄
      正の遺産、負の遺産、どちらの相続権も放棄するという意思表示と手続きです。
    • 相続人の廃除
      故人に対しての虐待や重大な侮辱、著しい非行で「こいつには遺産をやらない!」と思う『遺留分を有する』推定相続人を、手続きで相続人から外しておくことです。
    • 「虐待」とは、被相続人に対する暴力や耐え難い精神的苦痛を与えること
    • 「重大な侮辱」とは、被相続人の名誉や感情を著しく害すること
    • 「著しい非行」とは、虐待・重大な侮辱という行為には該当しないものの、それに類する推定相続人の遺留分を否定することが正当といえる程度の非行。例えば、犯罪、服役、遺棄、被相続人の財産の浪費・無断処分、不貞行為、素行不良、長期の音信不通、行方不明等を指す。
    • 相続欠格
      特定の相続人が民法891条の相続欠格事由に当てはまる場合に相続権を失わせる制度です。ただし代襲相続は可能。
      故意に被相続人又は相続について先順位若しくは同順位にある者を死亡するに至らせ、又は至らせようとしたために、刑に処せられた者
      被相続人が殺害されたことを知って、これを告発せず、又は告訴しなかった者。ただし、その者に是非の弁別がないとき、又は殺害者が自己の配偶者若しくは直系血族であったときは、この限りでない。
      詐欺又は強迫によって、被相続人が相続に関する遺言をし、撤回し、取り消し、又は変更することを妨げた者
      詐欺又は強迫によって、被相続人に相続に関する遺言をさせ、撤回させ、取り消させ、又は変更させた者
      相続に関する被相続人の遺言書を偽造し、変造し、破棄し、又は隠匿した者
    ドラマでよくある事例が相続欠格ですね。現実世界でもがよくあるようです。


    2.遺言書がある場合

    すべての遺産の行き先が遺言によって指定されている場合は、遺産分割協議書がなくてもいいようです。


    3.法定相続の割合で相続する場合

    きっちりとそれぞれの取り分を分け切ることができ、それに全員が納得できるようであれば、遺産分割協議書は作らなくてもよいようです。


    4.名義変更が必要な財産がなく、かつ、相続税の申告が不要な場合

    遺産分割協議書は、遺産の名義変更手続きや、相続税の申告で必要となりますが、名義変更が必要な遺産や、相続税の申告の必要がなければ、必ずしも作成しなくて構いません。


    名義変更が必要なもの

    • 不動産
    • 有価証券
    • 自動車
    • 船舶など
    故人の預貯金については、遺言書がある場合は遺産分割協議書がなくても手続きができたり、金融機関の所定の用紙に相続人全員が記入することによって解約の手続きをすることができるところもあるそうです。金融機関によって対応が異なりますので、確認してくださいね。

    トラブルを予防する効果

    遺産分割協議書を作るのがとても大変な場合も、不要とされる場合ありますが、協議で決まったことを書面にしておくことで、後あとのトラブルを予防するという意味でも、作成しておいて損はないというのが法律関係の方々の意見のようです。


    また、令和6年4月1日からは、相続登記の申請が義務化されます。

    不動産を相続した人は、登記簿上の所有権移転登録が義務となります。

    近年、土地や建物の相続登記がされないために所有者が不明となった土地

    や建物が、防災・減災、まちづくりなどの公共事業の妨げになっていること

    が社会問題となっています。

    この解決を図るため、法律が改正され、令和6年4月1日から、相続登記

    の申請が義務化されます。また、同日以前の相続であっても、相続登記がさ

    れていないものは、義務化の対象になります。

    相続登記をすることは、土地や建物の所有関係をはっきりさせる(相続に

    よって自分が所有していることを他人に主張する)ことができるようになる

    ため、みなさまご自身(ご家族)にとってもメリットがあります。

    登記申請手続のご案内(相続登記①/遺産分割協議編)

    法務省民事局
    空き家問題によるご近所トラブルの防止、公共の福祉を守るための遺産分割協議書と相続登記です。

    めんどうですが、結果的に自分や家族を守ることになります。
    必ず対策をしましょう。

    いちばんいいのは、遺言書によって自分の意向を書き残すことと、遺留分に関しても異議が出ないような根回しです。
    これはやっぱり、生きている間の人間関係が円満でないと難しいので、今の生活での関係性を見直すことが必要になるかもしれません。

    自分の死後、遺族がどう過ごしてほしいか?ということを考えた、遺言書と遺産分割協議書の作成のススメでした。


    私の情報があなたのヒントになりましたら幸いです。

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  • 終活~相続 準備その3 私も遺言書必要なの? 終活~相続 準備その3 私も遺言書必要なの?

    いつもご覧いただきありがとうございます。


    今日は終活の話題。

    遺言書作成の目的

    遺言書の作成って、お金持ちがやることと思ってませんか?


    あれは誰に、それは誰に、って、資産価値のあるものを家族や親族に遺すための指示書、という認識じゃないかと思います。
    資産家が亡くなって、遺族の前で弁護士が遺言書を開封して「ちょっと何なのよー!!」っていうドラマ、よく見かけますよね。

    だから、一般家庭には不要じゃないの?
    私には無縁の話、と考えているひとが多いはず。

    遺言書が必要な人

    以下の状況にあてはまる人は準備した方がいいようです。
    • 子どもがいない
    • 相続人が一人もいない
    • 相続人の数が多い
    • 内縁の妻(または夫)がいる
    • 自分が死んだ後の妻(または夫)の生活が心配だ
    • 相続人の中に行方不明者がいる
    • 世話を焼いてくれた嫁(または婿)がいる
    • 障害をもつ子どもにより多くの財産を与えたい
    • 家業を継ぐ子どもがいる
    • 遺産のほとんどが不動産だ
    • 自分でもどのくらい遺産があるかよくわからない
    • 再婚など、家族構成に複雑な事情がある
    • 遺産を社会や福祉のために役立てたい
    • 相続に自分の意志を反映したい
    • 特定の人だけに財産を譲りたい
    • 推定相続人以外に相続させたい
    • 財産を予め同居している子の名義にしておきたい
    • 隠し子がいる…(笑)

    遺言書作成は何もお金持ちに限らない、ということがお分かりいただけるでしょうか。

    普通の人でも、あった方がいいよね、と思われます。


    なぜ必要?

    では、なぜ必要なんでしょうか?

    それは「家族や親族内における遺産分割に関するもめごとやトラブルを回避するため」です。


    「そんなの、円満な家庭なら不要なのでは?」と思いますよね。

    家族間、親族間の仲が良いと、遺言書は必要ないと思われるかもしれませんが、遺産分割協議を行っているうちにトラブルに発展するケースは残念ながらよくあるんですって。

    しかも、多額の遺産がある場合よりも、5,000万円以下の場合でより揉める。
    少ないほど揉める、という傾向があるようですよ。


    ただ、遺言書さえあれば回避できるトラブルも多くあるということなので、残される家族や親族に相続トラブルが起きないようにするためにも、自分の最後の意思表示である、遺言書を作成しておきましょう。
    自分が死んだ後に、揉め事で親族が不仲、とか、いたたまれませんよね。

    相続順位

    ご存じかと思いますが、相続の原則というものがありまして、法定相続人にも優先順位が決まっています。

    故人が遺言で何も言わなかったら、法定相続人たちで法律に則って遺産を分けます。

    もしかしたら、本当に遺したい人には遺せないという場合も発生します。

    また、相続人が誰もいない場合もあります。

    そういう時には、特別縁故者(※相続人がいない相続財産を家庭裁判所の裁判に基づいて分与された者 by Wikipedia)へ渡ります。

    この特別縁故者とは、一緒に暮らしていた方や身の回りの世話や看護をしてくれた方などが該当する可能性がありますが、生前に故人が自身で家庭裁判所に申し立てを行い、認可されなければならないという制度です。


    そうした該当者もいなければ、最終的には故人の財産は国に帰属することになります。

    何もしなければ税金のように国が徴収していくんですね。


    寄付して、と遺言に書くこともできる

    せっかくの財産を国に使われるくらいなら、自分の望む社会貢献をしているところに寄付する、ということも可能です。
    市町村に使途限定で遺贈することもできますし、NPOや児童養護・介護施設にも可能。寺社仏閣にも遺贈できます。

    遺言書とは

    遺言って、自分の意思を表す、最後の手紙のようなもの。

    単にモノやお金を分けるためだけの指示書のようなものではなく、「どうしてその結論に至ったか?」気持ちや事情を説明しておくべきものなんですね。

    自分の死後、遺族がどう過ごしてほしいか?
    穏やかに、和やかに過ごしてほしければ、「はらたいらに全部!」みたいな極端な遺言はしない方がいいですよね。
    とにかくなんでも、生前に説明を尽くしておくほうがいいような気がします。

    合わせて、
    • パートナーは何か考えているのか?
    • 何かしらの備えがしてあるのか?
    そんなことを話し合うと、よりいいですよね。

    まとめ
    財産は、すべて現金化しておいて、使い切って死ぬのがいちばん揉めないんですが、うっかり残ってしまった場合も、しっかり行先を指定しておくといいですね。


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  • 終活~どうする?救命(蘇生)・延命希望 終活~どうする?救命(蘇生)・延命希望

    いつもご覧いただきありがとうございます。


    救命(蘇生)・延命については、自分の希望を伝えることもさることながら、親の希望も聴いておきたいものです。

    親が家で倒れたら?

    高齢の親が、自宅で倒れているのを発見したら、どうするべきか?
    ご存じですか?

    パニック!

    え!!
    どうしよう!!
    こういう時どうするんだっけ?
    呼吸確認
    心拍確認
    救急車!
    AEDどこにあるっけ?
    近所の人に取りに行ってもらおう!

    こんなにパパっと頭が回って動けたら、いい方です。
    こんなにできる人はあまりいません。

    延命に関する希望を聞いていれば、若い人に対する救命と同じように動けばいいと思います。

    基本的には、親だろうが、他人だろうが、人には誰に対しても救命義務があるからです。

    尊厳はどうしよう?

    しかし。
    高齢で、持病・障害などがあり、生きることを楽しめていない場合はどうでしょうか?

    家族の判断で勝手に救命(蘇生)措置をして、延命してもいいのでしょうか?
    あるいは何もしないことを決めてよいのか?

    一方で救命義務、一方で本人の尊厳を保つ、という板挟みになります。

    下手に延命すると、本人にとっては苦痛を長引かせるだけになってしまう場合もあります。
    が。
    倒れている人を見て、何もしないわけにはいかない、という気持ちにもなる。
    それも大いに理解できる状況です。

    そういう大事な、デリケートな話題をどう取り扱うか?

    訊くしかない!

    めっちゃ訊きにくいけど、訊く以外に知る方法がありません。

    「私はこうしてほしいと思ってるけど、父さん(母さん)はどう考えてる?」

    親を大切に思っているが故の確認であることが伝わる訊き方になると、変な誤解なく話し合えることでしょう。

    そして、相手から返ってきた答えについて、いいとか悪いとか、正しいとか間違っている、などとジャッジするのは厳禁。
    どんな答えであっても、訊いた以上は尊重すべきです。
    そして、その意思を書面に記してもらうことが大切です。
    • 救命を拒否する
    • 延命はしない
    どちらも書面で示されていたら、救急隊に対しても、警察に対しても、病院に対しても提示して誤解を解くことができます。

    『病気によるか事故によるか、いずれにしろ意思表示できなくなる場合がある』
    そんな事態は誰にでも起こり得ます。

    意志の共有

    人が死ぬとき、その死に方やタイミングは選べません。
    寿命で老衰、という方は減りました。
    事故なのか病気なのか、ゆっくり死ぬのかあっという間に死ぬのか。
    どんな死にざまであっても、
    • 自分とは?
    • 自分らしい生き方とは?
    を問い続けることによって、亡くなる時の満足度を上げることが可能です。

    ですから、親が健在なうちに、「どんな死に方がしたいか?」死にまつわる考えを聴いておくことが大切なんです。
    ゴールを決めて、過程を選ぶ。どんなプロジェクトでも大切な考え方です。
    幸福な死、満足の人生に向かっての道筋を探すことが、タブーであるはずがありません。
    大切な家族だからこそ、話し合っていただきたいと思っています。

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  • 読書からの思考 ヨシタケシンスケ著「ぼくはいったいどこにいるんだ」 読書からの思考 ヨシタケシンスケ著「ぼくはいったいどこにいるんだ」

      いつもご覧いただきありがとうございます!


    本日は、本屋をプラっと覗いて発見!
    祝最新刊刊行!で、衝動買いしました、こちらをご紹介。

    ヨシタケシンスケ著「ぼくはいったいどこにいるんだ」

    好きな作家さんだけど、新刊チェックまではしていないという、なんちゃってファンです。
    毎度、書店でざざっと立ち読みをして(でも読まなくても買うことは決定している)
    「やっぱり間違いない!」(何が?)と何かに納得し購入ました。


    あらすじ

    おつかいに出される主人公が、お母さんの書いた地図を片手に迷う。
    お友達のお母さんに出会って、現在地と目的地の位置関係を把握する。
    道中忙しく思考しながらも、無事におつかいを済ませて帰宅するお話。

    やっぱり「らしさ全開!」

    地図って何のためにあるのか?から始まるお話ですが、ひとつの気づきから生まれる道中の思考がとても豊かで、深く広くパターンが展開されます。
    しかし、それだけじゃ終わらず、彼の本領が存分に発揮されている!
    地図の話かと思ったら、どんどんと知覚と理解と解説と自己分析の話になっていくんです。

    ちょっと深い話なので、絵本を読む子どもたちには、わかったようなわからないような感じになってしまうのかもしれないけれど、
    中ほどに「気持ちの地図」から、感情と行動のつながりを言語化する点など、子どもにぜひ知っていてもらいたい、重要なポイントが実にさりげなく書かれていて、ほんとにもうお見事です。

    感情と行動のスケーリングの示し方などもちょうどいい。
    客観的視点を持てるので、幼いうちに知っていた方が絶対にラクに生きられると私は感じています。

    編集者の力量もあるんでしょうが、ヨシタケさんって、ほんとすごい。
    長男の産後しばらくして、彼がとても人気だということを知ったんですが、当時は「えー、絵本でしょ?」となめてた昔の私、早く読めばよかった!と思っています。

    とりあえず立ち読みしてみて!

    いいと思うものしか買ってないので、今回も買ってよかったおすすめ本です。

    しかし息子たちも思春期突入でなかなか勧めたところで素直には読みません。
    「これよかったよ!」などとは言わず、いつも『無言の提示』として、読後リビングに置いておきます。

    微妙なお年頃のお子さんには『無言の提示』やってみてください。意外と見てます。


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