1. コンセプト CONCEPT

コンセプト
CONCEPT

モータースポーツ業界が長く愛され続いていくために 私ができること

私が思う「モータースポーツとは?」

約20年、モータースポーツを見てきて私が感じることは、モータースポーツの魅力はやっぱり人間ドラマだということ。


クルマの性能どうこうや、解析力開発力、その他いろいろな要素はありますが、結局は全部人がやっていることです。

いいクルマを手に入れるにも、 

  • どこのスポンサードを得るか?
  • どんなチームに入れてもらえるか?
  • チームとどんな関係性を構築できるか? 

など、ドライバー本人の人格つまり人間力と、本人を取り巻く人間関係が大きく影響していると見えます。


トップドライバーは、速いクルマを手に入れるために「チームをいかに自分のファンにするか?」という人心掌握術に長けていますよね。

速く走るのは当たり前だし、クルマを壊さずフィニッシュするのも当たり前。

そこを超えて、愛される特質を持っているのが【人気トップドライバー】で、彼らを始めとする様々なカテゴリのレーシングドライバーたちが、互いを尊重し、命を懸けてバチバチのバトルをするのが【モータースポーツ】だと私は思います。

基礎に人間的な素晴らしさを身に着けてこそ、磨いた技術や学んだ知識が活かせるというものだ、と私は考えています。

レース業界の活性化は尊敬され愛されるドライバーの育成から!

一時、プロになれたらそれでいい、という方を除き、
憧れのプロレーシングドライバーになれたら、ちょっとでも長く乗っていたいと思うものだと思います。

速さを安定して維持するのは簡単ではないし、年齢と共に失うものもある。
数々の選択を迫られながらのドライバー生活は、決して簡単ではありませんよね。
だからこそ、私は人間性を磨く必要があると考えています。

求められる確かな人間性

モータースポーツは多額の費用と人員を費やしながら、命の危険と隣り合わせで0.001秒を争うものです。

だからライバルからも「一緒に走っても大丈夫」「フェアにレースできる」という信頼が得られなければ出走資格がありません。

クルマを壊さず安全にフィニッシュラインまで運ぼう、と誰もが思っていても、想定外のクラッシュは発生するものです。

ですから、そもそも自分さえよければいいという考えの、自己中心的で他のドライバーに対し敬意のない者など、同じトラックには立てないのです。


信頼に足る誠実さ

プロドライバーとして認められるまでには多額の費用が必要なことから、本人の努力はもちろん、家族親族友人知人、見守ってくださる支援者の方々、多くのスポンサーさんたちのご理解ご協力なしには活動できません。

そうした険しいいばらの道を進むのに、速いだけで自己中心的・他責思考のわがまま人間であったら、誰が応援してくれますか?

人間的にも優れ、愛される資質がなければ、レース業界で継続して重用していただくことは叶いません。

速さが同じなら、チームやスポンサーさんとうまくやってくれる方を選ぶでしょう。


私のビジョン

野球におけるイチローや大谷翔平のような、

魅力的な走りをし、人間的にも優れたレーシングドライバーがたくさん現れたら、サーキットに足を運ぶ人も増えるのではないでしょうか?

もっとテレビで中継されて、レースを好きになる人が増えるのではないでしょうか?


そうしたら、モータースポーツがもっと身近なものになり、リアル・バーチャルを問わずプロを目指す人が増え、カート場がにぎわい、またシミュレーターを買って練習する人も増え、大きな裾野を持つ持続可能なスポーツになるのではないか?と考えています。


そんなうまいこといくかい!と言われるかも知れませんが、モータースポーツはどうしたって人間が中心で魅力です。

魅力的なレーシングドライバーを増やしていく取り組みを私のミッションとし、モータースポーツライフ コ・ドライバーとして、精一杯尽くしていく所存です。

モータースポーツがとにかく大好きで、永遠に存続してほしいと願っています!